コラム(そのた)


2025.2.26 やさしい日本語(Easy Japanese)について

海外から来た方に対し、日本語で何かを伝える際は、

 

・文章の場合は漢字を少なくする

・発言、意味をはっきりと

 ※ 否定の「それは大丈夫です(いりませんの意)」は、海外の方には分かりづらいそうです

・最後まで言う

 ※ 「トイレ使えますか?」という質問に、「ここはちょっと…」「使えるには使えるんだけど…」など、日本特有のニュアンスや忖度で理解を即すのは難しいそうです。「ここはつかえません」など、しっかり最後まで言うことが大事

・「です・ます・ください」を語尾につかう

・短いことばで伝える

 

このようなことがポイントとなります。たとえば、「直ちに避難してください」は、「すぐに、にげてください」と表現し、「危険です」は「あぶないです」というように、「土足厳禁」は「くつ、だめです」などのように。

オーストラリアの方に教えてもらったのですが、「がいこくじんのためのヘルプカード」というものがあるそうです。

 

緊急時や病気の際などに必要な文例や表現が外国語と日本語で記載されています。

 

これは東京都が作成したもので、カードサイズにたためて、日本の方と向き合ってコミュニケーションできるように、表記が「さかさま」になっています。東京都多文化共生ポータルサイトや、東京都生活文化スポーツ局に詳細がありますので、ぜひご覧ください。

 

【東京都多文化共生ポータルサイト】

https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/topics/pick_up/pu_2004.html

 

【東京都生活文化スポーツ局】

https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/chiiki_tabunka/tabunka/tabunkasuishin/0000000144

 


2025.1.26

Eco-DRRは、自然や生態系を積極的に減災や防災の枠組みに取り入れ、SDGs目標15の「陸の豊かさを守ろう」やグリーンインフラの概念とともに、100年先を見据えた自然やコミュニティ、人にも優しい減災・防災の考え方です。

 

森や林が土砂災害被害を低減させ、サンゴ礁が高潮や波浪による陸地への被害を緩和させる。湿原が降りすぎた雨を一時的に吸収し洪水被害を軽減させるなど、自然環境と減災は非常に強い関係があります。

 

今後、みなさんとこの分野でのイベントを盛り上げていこうと思います。

 

協力していただける方、ご連絡お待ちしています!


2025.1.13

1.11の『災害を身近に感じてみる』に参加されたみなさま。当日はありがとうございました。

その際に触れた「正常性バイアス」についてまとめました。ご覧ください!

 

「いままで大丈夫だったから今回もだいじょうぶだろう・・・」

「きっと大したことないさ、自分に限ってそんなことは起きないはず・・・」

 

誰もが持つこんな気持ちですが、災害時には少し見直してみましょう。